プライムシリーズ

横越流方式調整池容量算定システム Ver.1

横越流方式調整池容量算定システム Ver.1

  • 概要・特徴
  • 機能・仕様
  • 価格・購入

横越流方式調整池容量算定システムVer.1 

越流ぜきにより、下流の流量を減らすことを目的とした横越流方式の調整池の容量計算を行います。

Ver.1.1 リリース日:2024.4.26
Ver.1.1 改良内容
機能アップ履歴

システム概要

本システムは、「下水道雨水調整池技術基準(案)」「防災調節池等技術基準(案)」などを参考に、河川・水路等に接してその側壁又は堤防の一部を低くして越流ぜきとすることにより、下流の流量を減らすことを目的とした横越流方式の調整池の容量計算を行います。

全体画面
横越流方式調整池容量算定システム_入力 越流堰寸法
入力 越流堰寸法
横越流方式調整池容量算定システム_入力 越流堰断面
入力 越流堰断面
横越流方式調整池容量算定システム_入力 施設データ
入力 施設データ
横越流方式調整池容量算定システム_洪水到達時間の計算
洪水到達時間の計算
横越流方式調整池容量算定システム_堆積土砂量の算定
堆積土砂量の算定
横越流方式調整池容量算定システム_天端高の設計
天端高の設計
横越流方式調整池容量算定システム_計算結果
計算結果
横越流方式調整池容量算定システム_流域モデル図
流域モデル図
横越流方式調整池容量算定システム_H-V曲線
H-V曲線
横越流方式調整池容量算定システム_ハイドロ(ハイエト)グラフ
ハイドロ(ハイエト)グラフ
横越流方式調整池容量算定システム_印刷プレビュー
印刷プレビュー

適用基準

  • 下水道雨水調整池技術基準(案)解説と計算例  昭和59年10月(日本下水道協会)
  • 水理公式集  平成11年10月(土木学会)
  • 雨水浸透施設技術指針(案)  平成18年9月(雨水貯留浸透技術協会)
  • [増補改訂(一部修正)]防災調節池等技術基準(案)  平成13年8月(日本河川協会)
  • 流域貯留施設等技術指針(案)  平成19年3月(雨水貯留浸透技術協会)
  • 宅地開発に伴い設置される浸透施設等設置技術指針の解説 
      平成10年2月(日本宅地開発協会)

機能および制限

流出モデル

  • 系統を持たない単独の横越流方式貯留施設、多段の横越流方式貯留施設・浸透施設、複数の系統に別れた流域からの流出が最終的に一つの横越流方式貯留施設に合流する流出モデルに対応しています。
  • 複数段の流出モデルの場合、2段目以降の横越流方式貯留施設・浸透施設への遅れ時間を考慮することができます。
  • 最終貯留施設を横越流方式貯留施設とした多段のモデル作成ができます。多段の流出モデルでは横越流方式貯留施設と浸透施設の併用ができます。例えば、浸透施設から溢れた流出量が調整池に流入するようなモデルを計算することができます。
  • 貯留施設無し(流域のみ)の計算と計算書出力が可能です。
  • 各継続時間の出力時間間隔を任意指定が可能です。任意指定した場合、ピーク付近とその他の部分の間隔をそれぞれ指定が可能です。

流域

  • 降雨波形は前方集中型・中央集中型・後方集中型・実績降雨より選択ができます。
    また、兵庫県の中央集中型にも対応しています。
  • 降雨強度式は下記の7種類より選択可能です。また、2つの降雨強度式の合成(和歌山県型)および降雨継続時間内での2式の使用、また各式への時間の単位(分、時間)の指定が可能です。
    • Talbot型  : 
    • Sherman型 : 
    • 久野・石黒型:   
    • 君島型   : 
    • 長野県型  : 
    • 山梨県型  : 
    • 近畿地方整備局: 
  • 洪水到達時間の計算ができます。計算方法は、等流流速法・土研式・KinematicWave理論に基づく計算式(角屋の式)より選択できます。等流流速法における流下時間の計算は、Kraven・Rziha・ Manning・直接入力に対応しています。また、流入時間の計算は、Kerby、直接入力に対応しています。

横越流方式貯留施設

  • 調整池の容量計算は、せつ頭錐体・柱体(平均容量)・線形補間より選択できます。階段状の調整池のように同一水位で異なる面積を入力することもできます。
  • 河川等の水位が調整池の水位より高い場合は調整池へ流入し、調整池水位よりも河川等の水位が低い場合は、調整池から河川等へ逆流する方式です。
  • 調整池からの放流は河川等への逆流のみを考慮することもできますが、放流施設としてオリフィス(矩形・円形)・洪水吐(矩形堰、直角三角形堰)および、ポンプを考慮することもできます。オリフィスは最大10段、洪水吐とポンプはそれぞれ2個ずつまで考慮することが可能です。
  • 放流施設としてオリフィスを考慮する場合、オリフィスにはゲートを設けるものとし河川等の水位が調整池水位より高い場合はオリフィスからの放流はなく、調整池水位が河川等の水 位より低い場合のみオリフィスより放流するものとして計算することもできます。
  • 「宅地等開発事業に関する技術マニュアル」三重県に記載されているオリフィス流量の計算方法に対応しています。
  • 「大和川流域調整池技術基準」に記載のオリフィス毎の許容放流量の設定が可能です。(最終貯留施設に設定が可能。)
  • 各継続時間における流域、貯留施設、オリフィス等からの流出量をCSVファイルに出力可能です。
  • 降雨開始時時点における調整池内水位(冠水水位)を指定することができます。
  • 貯めきり貯留の計算もできます。
  • 計画堆砂量の計算ができます。
  • 洪水吐きおよび非越流部天端高の計算ができます。

浸透施設

  • 浸透計算の方法は、有効降雨モデル・一定量差し引きモデル・貯留浸透モデルより選択できます。
  • 浸透ます・浸透トレンチ・浸透側溝・透水性舗装・浸透池の諸元の入力ができ、それぞれ入力した諸元をもとに統合した施設の設計浸透量・平均設計水頭・空隙貯留量を計算します。

価格

横越流方式調整池容量算定システム Ver.1 

新規購入費 
(初年度サブスクリプション費用含む)
198,000円(税込)
サブスクリプション費用(2年目以降) 49,500円(税込) 年単位でのご契約
サブスクリプション制度とは
短期レンタル(1ヵ月間) 99,000円(税込)

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