機能および制限
計算内容
たて込み簡易土留の計算内容は以下の通りです。
注1)縦梁連結部の設計は、平成20年指針の場合に検討を行います。
注2)合成応力度は曲げ応力度、せん断応力度が許容応力度の45%を超える場合に計算します。
注3)縦梁の設計の場合、合成応力度は2018年改訂版指針の場合に計算します。
注4)捨梁は圧縮応力度の計算を行います。
- 掘削深7.0m、掘削幅4.7mまで設計できます。
- 切梁は最下段撤去、2段同時撤去及び最下段切梁の移設時の検討ができます。
- パネル及びプレート段数は6段まで対応しています。
- 切梁は7段まで対応しています。
- 地層数は、10層まで対応しています。
- 長尺物搬入方法で用いる特殊条件下の設計は、2018年改訂版指針での「スイング方式」に対応しています。(平成20年度基準および「腹起し切ばり方式」では考慮できません)
- 断面図、土圧図、側面図を画面で確認できます。
入力
- 準拠指針を「2018年改定版」・「平成20年度版」より選択します。
- 使用機材の選択で、パネル割付・切梁設置位置を自動設定します。
- 土圧計算方法は、2018年改定版指針では側方土圧係数を用いて単層・多層に対応します。
- 平成20年度版指針の場合は、掘削深3m以下はランキン・レザール、3mを超える場合は断面決定用土圧で計算します。
- 捨梁を設置する、しないか選択できます。
- 形状は円形、矩形から選択できます。
- ヒービングの検討をする、しないの選択ができます。
- 設計ケースは、通常時、捨梁設置時に対応しています。
機材データ編集
使用機材は、準拠指針別に各メーカの機材を登録しています。編集、新規登録も可能です。
(2018年改訂版指針の初期登録データは平成20年度版指針記載の機材データをベースに登録しています)