片持ばり式擁壁の設計Ver.9

片持ばり式擁壁の設計
定価 150,000円(税抜)
セット商品(擁壁セット) 200,000円(税抜)
年間レンタル(土工版セット) 150,000円(税抜)/年
短期レンタル (単品) 31,000円(税抜)/月
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製品概要

システム概要

本システムは、「道路土工・擁壁工指針」、「宅地防災マニュアルの解説」などに基づき、擁壁の断面形状は、逆T型、L型、逆L型及び任意型に対応し、安定計算(直接基礎の計算)/部材計算(竪壁の計算、底版の計算、突起の計算、張出部の計算)/杭基礎の安定計算から構成され、各種準拠指針による土圧計算方法、荷重の選択、基礎の対応などの機能を有しています。

許容支持力度並びに極限支持力を満足する改良層厚の検討が行えます。

また、背面盛土、切土、基礎地盤を含む全体安定計算を行うことができます。

片持ばり式擁壁の設計で、決定された構造寸法並びに配筋情報をDRAFT-MAN擁壁配筋図連動版に連動させ構造図並びに配筋図を作成することが可能です。

パフォーマンス

下記の計算項目は、個別に計算実行と計算結果出力を独立して行えます。必要な計算のみ最小限の入力で動作できます。

  • 作用力算定
  • 安定計算
  • たて壁
  • 底版(つま先版)
  • 底版(かかと版)
  • 突起
  • 張出部
  • 配筋図
  • 改良層厚の計算
  • 全体安定計算

データ連動連動図

下記商品をお求めいただきますと、機能を統合して利用できます。プログラム側で計算結果や入力データを【自動的に持ち運び】します。

杭基礎の設計 作用力
杭位置、基礎反力

下記の商品上にて【データ読み込み】ができます。

置換え(段差)基礎の設計 形状寸法、底版下面での作用力

適用基準・参考文献

適用基準・参考文献(擁壁・改良層厚)

  • 道路土工 擁壁工指針
    平成24年7月 (日本道路協会)
  • 土地改良事業計画設計基準 設計[農道]
    平成17年3月 (農業土木会)
  • 設計要領第二集
    平成25年7月 (東日本、中日本、西日本高速道路株式会社)
  • 宅地防災マニュアルの解説(第二改訂版)
    平成19年12月 (宅地防災研究会)
  • 擁壁構造設計指針
    平成18年4月 (大阪府住宅まちづくり部建築指導室)
  • 道路橋示方書・同解説 「IV下部構造編」
    平成24年3月 (日本道路協会)
  • 宅地造成工事許可申請の手引き
    平成20年4月 (札幌市都市局市街地整備部宅地課)
  • 都市計画法・宅地造成等規制法・開発許可関係実務マニュアル
    平成22年4月 (東京都)
  • 宅地造成の手引き
    平成20年4月 (横浜市まちづくり調整局)
  • 宅地造成工事技術指針
    平成20年4月 (名古屋市住宅都市局)
  • 都市計画法 開発許可申請の実務
    平成22年3月 (京都府建設交通部建築指導課)
  • 京都市開発技術基準
    平成21年3月 (京都市都市計画局都市景観部開発指導課)
  • 宅地造成工事許可申請の手引き
    平成17年4月 (神戸市建設局)
  • 広島市開発技術基準
    平成21年4月 (広島市)
  • 土地改良事業計画設計基準及び運用・解説 設計「水路工」
    平成26年3月 (農業土木学会)
  • 土地改良事業計画設計基準 設計「ポンプ場」
    平成18年3月 (農業土木学会)
  • 建築基礎構造設計指針
    平成13年10月 (日本建築学会)

適用基準(全体安定計算)

  • 道路土工 切土工・斜面安定工指針
    平成21年6月 (日本道路協会)
  • 道路土工 盛土工指針
    平成22年4月 (日本道路協会)
  • 道路土工 軟弱地盤対策工指針
    平成24年8月 (日本道路協会)
  • 宅地防災マニュアルの解説(第二次改訂版)
    平成19年12月 (宅地防災研究会)
  • 建設省河川砂防基準(案)同解説 設計編[Ⅰ]
    平成 9年10月 (日本河川協会)
  • 土地改良事業計画設計基準 設計 ダム 技術書[フィルダム編]
    平成15年 4月 (農水省農村振興局)
  • 設計要領 第1集 土工編
    平成26年 7月 (東・中・西日本高速道路株式会社)
  • 土質工学ハンドブック
    平成3年 10月 (土質工学会)

機能および制限

主な機能

各準拠指針による主な機能
道路土工
擁壁工指針
設計要領
第二集
※宅地防災
マニュアル
※その他
地域別指針
土地改良
農道
土地改良
水路工
直接基礎
杭基礎
突 起
置換え基礎
受働土圧
地震時の検討
衝突荷重
風荷重
雪荷重
フェンス荷重
地震時土圧の選択

※「宅地防災マニュアル」「その他地域別指針」の場合、大地震時、中地震時の検討が出来ます。

準拠指針別の土圧計算方法
クーロン土圧 試行くさび法 改良試行くさび法 任意土圧
土工指針 盛土
切土
設計要領 盛土
切土
宅地防災 盛土
切土
その他地域別指針 盛土
切土
土地改良 盛土
切土

適用可能な断面形状

片持ばり式擁壁の設計_断面形状

作用力の算定

    1. 作用荷重は、準拠指針により次の荷重を考慮することができます。
        道路土工
      擁壁工指針
      設計要領
      第二集
      宅地防災
      マニュアル
      その他地
      域別指針
      土地改良
      農道
      土地改良
      水路工
      長期荷重 自重
      上載荷重 活荷重
      死荷重
      土圧
      水圧
      浮力
      フェンス荷重
      短期荷重 地震の影響 ※○ ※○
      衝突荷重
      風荷重
      任意荷重
    2. 荷重ケース数は、30ケースまでとします。
    3. 土圧の計算方法は、次の4種類より選択することが出来ます。
      ①試行くさび法 ②クーロン土圧 ③改良試行くさび法 ④任意土圧
       
    4. 設計に用いる土圧は、次の3つの方法に対応。
      ①土圧のみ ②土圧+静水圧 ③土圧+残留水圧
    5. 任意荷重は、鉛直荷重・水平荷重・モ-メント荷重が考慮できます。
    6. 背面土砂形状は、法面設定が4ヶ所まで対応。
    7. 「宅地防災マニュアル」「その他地域別指針」の場合、大地震時、中地震時の検討が出来ます。
    8. 背面2層に対応できます。
      片持ばり式擁壁の設計
    9. 切土部擁壁(θ1>θ2)に対応できます。
    10. 見掛けの震度に対応できます。
    11. 土圧を無視する高さを設定できます。
    12. 嵩上げ盛土高比を考慮できます。
    13. 上載荷重は、4種類まで取り扱えます。(死荷重の対応ができます。)
    14. 前面水位が背面水位より高い場合、背面水位がGLより高い場合も考慮できます。
    15. 「切土部擁壁」「盛土部擁壁」の選択ができます。
    16. 「宅地防災マニュアルの解説」「その他地域別指針」では、仮想背面の設定方法を選択できます。
    17. 「宅地防災マニュアルの解説」「その他地域別指針」では、地震時表面載荷重による慣性力を考慮できます。
    18. 雪荷重を考慮できます。自動車荷重と組み合わせる場合も考慮できます。
    19. 地震時土圧の考え方は、準拠指針により次のように扱います。
  道路土工
擁壁工指針
宅地防災
その他地域別指針
地震時土圧 自重 ×
慣性力 前載土 ×
躯体
地震時土圧
上載荷重
(活荷重)
上載荷重
(死荷重)
常時土圧 自重
慣性力 前載土
躯体
地震時土圧
上載荷重
(活荷重)
上載荷重
(死荷重)

○:考慮する △:ユーザー判断 ×:考慮しない
※「宅地防災マニュアル」、「その他地域別指針」を選択された場合は、「常時土圧」、「地震時土圧」の他に、「常時土圧(慣性力を考慮)、地震時土圧(慣性力考慮しない)のどちらか大きい方の荷重の自動計算」、「地震時土圧(慣性力考慮」の4種類から選択できます。

杭基礎の安定計算

  1. 組杭の安定計算及び杭の地中部断面力の計算が可能です。
  2. 次の7種類の杭に対応しています。
    ①場所打ち杭 ②鋼管杭 ③RC杭 ④PHC杭 ⑤SC杭 ⑥鋼管ソイルセメント杭 ⑦H鋼杭
  3. 半無限長杭・有限長杭・多層地盤系の杭が扱えます。
  4. 杭の列数は、橋軸方向・直角方向とも30列まで入力できます。
  5. 杭の配置は、格子配置、千鳥配置から選択できます。又、杭の間引きも可能です。
  6. 多層地盤系の層数は30層までとします。
  7. 杭基礎の設計(別売)と連動し一連の計算ができます。但し、「擁壁構造設計指針」には対応しません。

直接基礎の計算

  1. 転倒、滑動、支持地盤の支持力に対する安定照査を行います。
  2. 偏心載荷を考慮した許容支持力の計算を行います。
  3. 地盤の極限支持力計算を行うか否かの選択ができます。
  4. 突起の計算は各準拠指針に対応しています。
  5. 置換基礎の計算を行います。
  6. 斜面上の基礎地盤の極限支持力の計算ができます。
  7. 安定条件の安全率(転倒、滑動、支持)を各ケースごとに直接入力できます。

部材計算

  1. 断面の計算位置は任意の位置で計算できます。
  2. 応力度計算において単鉄筋・複鉄筋の選択が可能です。
  3. 鉄筋は2段配筋が可能です。
  4. 突起の断面検討が可能です。
  5. 最小、最大鉄筋量の照査を行うことができます。
  6. 許容せん断応力度の補正係数(Ce、Cpt、Cn)の選択が可能です。
  7. 底版の設計にて、せん断スパン化(Cdc)を考慮することができます。
  8. 張出部の応力度照査が可能です。
  9. 「道路土工指針」「設計要領」では、斜引張鉄筋量(AW)の算出が可能です。
  10. 「土地改良 水路工」では、レベル2地震時の計算を限界状態法により行います。

突起の計算

  1. 一度に計算できる荷重状態は、最大10ケースまでとします。

各都市基準の主な計算概要

  1. 横浜市では、安定及び部材計算に土圧鉛直成分Pvは含みません。
  2. 名古屋市基準では、各ケース(常時、大地震時、中地震時)において表面載荷重無しの場合でも照査が必要となります。
  3. 滑動照査で基礎地盤の粘着力を考慮した場合、大阪府及び横浜市では、「有効底版幅B」は偏心を考慮したBeとします。
  4. 横浜市では、支持地盤が関東ロームの地山であることが確かめられた場合は、土質試験を行わなくても次の諸定数を用いても良いとされています。(φ=20°、C=20kN/m2)
  5. 名古屋市基準では、地震時にフェンス荷重を考慮しません。
  6. 部材応力欄の「短期強度」は、長期強度の2倍となっています。
  7. 神戸市の部材応力で、地震時の許容圧縮応力度は、長期強度の2倍、許容引張応力度、許容せん断応力度は長期強度の1.5倍になっています。
  8. 大阪府では、土質試験によらず「宅地造成等規制法施行令別表第二、第三」による場合は、「表の土圧係数Kaには、5kN/m2の表面載荷重が含まれているので、表面載荷重による土圧は、想定される表面載荷重から5kN/m2を差し引くものとする」となっています。
    片持ばり式擁壁の設計_各都市基準の主な計算概要

改良層厚の検討

  1. 照査内容
    (1)必要改良層厚
    (2)必要改良層幅
    (3)許容支持力度
    (4)極限支持力
  2. 荷重状態
    (1)常時
    (2)地震時(レベル1、2地震時、大地震時、中地震時)
    (3)衝突時
    (4)風時
    (5)温度時
    (6)フェンス荷重時
  3. 断面形状
    片持ばり式擁壁の設計
  4. 作用力
    各荷重状態ごとに、作用力(V、H、M)及び支持力の安全率を入力または、擁壁からの作用力(V、H、M)を連動することができます。
    片持ばり式擁壁の設計
  5. 計算結果
    片持ばり式擁壁の設計片持ばり式擁壁の設計

全体安定計算

  1. 擁壁の断面形状、背面盛土、切土形状、前載土砂高を全体安定計算に連動し、全体安定計算を行います。
  2. すべり面形状は、「円弧すべり」、「直線すべり」、「折れ線すべり」に対応しています。
  3. 上流、下流側の2つのすべり面を同時に計算することが可能です。
  4. 最小安全率、必要抑止力の計算を行います。
    片持ばり式擁壁の設計

DRAFT-MAN構造図、配筋図作成

1.構造図

  1. 擁壁形式は、「逆T式」、「L型」、「逆L型」の3種類に対応しています。
  2. 竪壁延長方向の高さを変えることができます。
  3. 基礎の種類(直接基礎、杭基礎)、角度(斜め方向は対応していません。)、基礎材寸法を入力することができます。
    片持ばり式擁壁の設計 片持ばり式擁壁の設計

2.配筋図

【壁主鉄筋】

片持ばり式擁壁の設計

【配力筋、天端鉄筋】

片持ばり式擁壁の設計

【配力筋天端鉄筋プレビュー】

片持ばり式擁壁の設計

【底版鉄筋】

片持ばり式擁壁の設計

【底版鉄筋プレビュー】

片持ばり式擁壁の設計

【配筋図】

片持ばり式擁壁の設計

(1)機能及び制限

  1. 適用指針は、「国交省」、「建設省ガイドライン(11/11)」、「NEXCO」の3指針に適用しています。
  2. 図面のレイアウトで考慮する作図用紙はA1、A2またはB1サイズです。
    図面(画面)は、全部で36枚数分について用意されています。
  3. 鉄筋は異形棒鋼D10~D51を使用します。
  4. 鉄筋の曲げ加工寸法を指定できます。ユーザーが指定する曲げ加工表を3種類まで登録できます。
  5. 鉄筋の継ぎ手は重ね継ぎ手または圧接継ぎ手とし、いずれにするかその境目の鉄筋径を指定できます。
  6. 鉄筋の曲げ加工部の表現を下記の2種類にするかその境目の鉄筋径を指定できます。
    また、指定により曲線による減長を考慮できます。
    片持ばり式擁壁の設計
  7. 寸法線の矢印表示を下記の2種類から選択できます。
    適用される作図図面は、展開図および構造図とします。加工図の寸法線、引き出し線は、適用されません。
    片持ばり式擁壁の設計
  8. ピッチ割表示を「×」、「@」の2種類より選択できます。
    片持ばり式擁壁の設計
  9. たて壁の高さによる断面変化方法として、頂部幅一定、基部幅変化と基部幅一定、頂部幅変化の2種類から選択できます。
  10. たて壁の主鉄筋は前面1段、背面2段までとします。継ぎ手は2箇所設けることができます。
  11. たて壁、底版の配力鉄筋は4本継ぎまでとします。
  12. たて壁組立筋の変化筋表は作図しないものとします。

(逆T式擁壁)

  1. 底版で主鉄筋を継ぐ場合はたて壁内で行い、そのほかには継ぎ手を設けません。
  2. 底版は、後趾上側、前趾下側は2段、その他は1段配筋とします。

(L型、逆L型)

  1. 主鉄筋の配置方向は、直角方向の場合、斜方向の場合の2種類から選択できます。
  2. 底版の主鉄筋は上面、下面共1段とし、継ぎ手は考慮しないものとします。

(2)その他機能

  1. 図面レイアウト編集を行うことができます。
  2. 一旦作成された鉄筋重量表を編集することができます。
    片持ばり式擁壁の設計
  3. DXFファイル出力、SXFファイル出力ができます。
    片持ばり式擁壁の設計片持ばり式擁壁の設計

     

  4. 3D配筋図を画面描画できます。
    片持ばり式擁壁の設計

その他の機能

  1. 断面形状図、全体形状図の画面表示ができます。
    片持ばり式擁壁の設計
  2. 3次元構造図の表示ができます。
    片持ばり式擁壁の設計
  3. 出力帳票は、「出力ツールVer2」(別売)によりMicrosoft Word・Microsoft Excelのファイルへ変換できます。
  4. 設計調書(エクセル出力)に対応しています。
    片持ばり式擁壁の設計
  5. 数量表(エクセル出力)に対応しています。
    片持ばり式擁壁の設計

前バージョンからの強化機能

  1. 準拠指針に「土地改良事業計画設計基準及び運用・解説 設計「水路工」(平成26年3月)」を追加しました。
  2. 上載荷重として雪荷重に対応しました。
  3. 土圧計算方法に「改良試行くさび法」を追加しました。
  4. 安定条件の安全率(転倒、滑動、支持)を各ケースごとに直接入力できるようにしました。
  5. 数量算出機能を追加しました。

動作環境

  • OS
    Windows Vista・7・8・10
  • プロテクト
    USB

アンケートにご協力ください。

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