「片持ばり式擁壁の設計Ver.12」をリリースしました。

【改良内容】

  1. 新UI(ユーザーインターフェース)を導入しました。
    入力途中で形状などの確認もできます。

    未入力項目があった場合には画面左端の「設計条件一覧」で確認できます。
  2. 躯体浮力の算定位置を高い位置・低い位置・平均位置から選択可能になりました。
  3. 各部材の許容応力度の設定が「材料特性値の編集」で一元管理できるようにしました。
  4. 竪壁・底版部材の任意照査位置の設定で、曲げ照査・せん断照査 の計算の有無をそれぞれ設定できるようになりました。

    また、底版部材の場合はh/2位置を照査位置に追加いたしました。
  5. 「任意荷重の入力」画面に、入力状況が確認できる図を追加いたしました。

    また、入力参考図を「集中荷重」「分布荷重」「モーメント荷重」で分けて表示するように変更いたしました。
  6. 荷重ケースのパターンが自由に設定できるようになりました。

    これまでは常時・地震時・衝突時、の様に固定のパターンしか計算できませんでしたが、各荷重や外力を自由に設定し、任意の荷重ケースにて計算できるようになりました。
    ※右上の「Case一括作成」ボタンより、これまでの固定パターンの設定も可能です。
    「荷重ケースの編集」画面の「突起無しの場合の滑動照査」で設定できます。
  7. 「宅地防災」「その他地域別指針」で突起有りの場合に、突起無しの場合の滑動照査も同時計算できるようになりました。

    「荷重ケースの編集」画面の「突起無しの場合の滑動照査」で設定できます。
  8. 重量計算は分割法から座標値法へ変更いたしました。

    各項目で計算に用いた座標が表示されるので、座標値法の計算式を組み込んだExcel等を用意すれば、簡単に検算を行うことができます。
  9. 出力仕様の見直しを行いました。

    試行くさび土圧選択時の土圧分布グラフの追加など、視覚的に理解しやすくなるよう、出力項目や表記を見直しました。

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