エクシードシリーズ

落石防護擁壁の設計 Ver.5

落石防護擁壁の設計 Ver.5

  • 概要・特徴
  • 機能・仕様
  • 価格・購入
落石防護擁壁の設計

落石防護擁壁の設計 Ver.5

「落石対策便覧」に基づいた落石防護擁壁を設計できます。

Ver.5 リリース日:2025.11.11
Ver.5 改良内容
機能アップ履歴

システム概要

本システムは「落石対策便覧」に基づき、落石防護擁壁の設計を行います。
断面形状は「重力式」「もたれ式」「片持ばり式」「任意型」の形状に対応し、荷重状態は「常時」「地震時」「落石時(擁壁衝突)」「崩壊土砂堆積時」「落石時(防護柵衝突)」が設定できます。
安定計算では設定した荷重ケースごとに転倒・滑動・支持力に対する照査を行います。
部材計算は「竪壁」「底版」「突起」の応力度計算を行います。
擁壁吸収エネルギーの検討、防護柵吸収エネルギーの検討、防護柵支柱根入れ部かぶりの計算も行うことができます。

全体画面
全体画面
入力 土砂形状
入力 背面形状
入力 計算条件
入力 計算条件
入力 防護柵吸収エネルギーの検討
入力 防護柵吸収エネルギーの検討
計算結果 落石吸収エネルギーの検討
計算結果 落石吸収エネルギーの検討
計算結果 防護柵吸収エネルギーの検討
計算結果 防護柵吸収エネルギーの検討
断面形状図
断面形状図
全体形状図
全体形状図
鉄筋組立図
鉄筋組立図
3D構造図
3D構造図
ヘルプ画面
ヘルプ画面
印刷プレビュー
印刷プレビュー

適用基準・参考文献

適用基準

  • 落石対策便覧  平成29年12月 (日本道路協会)
  • 道路土工 擁壁工指針  平成24年7月 (日本道路協会)

参考文献

  • 落石対策工の設計法と計算例  平成26年12月 (地盤工学会)
  • 道路橋示方書・同解説 Ⅳ下部構造編  平成24年3月 (日本道路協会)

機能および制限

適用可能な断面形状

適用可能な断面形状

作用力

  • 荷重状態は常時、地震時、落石時(擁壁衝突)、崩壊土砂堆積時、落石時(防護柵衝突)から選択できます。
  • 背面形状は「切土部擁壁」「盛土部擁壁」から選択できます。
  • 「切土部擁壁」の場合、Xb(堆積幅)の設定について4タイプから選択できます。
  • 崩壊土砂堆積時に落石荷重(防護柵衝突)を考慮できます。考慮する場合、荷重ケースの一括作成時に「堆積時+落石荷重」の荷重ケースが作成されます。 ※落石時(防護柵衝突)の計算を行う場合のみ有効
  • 落石時の土圧は常時土圧、土圧無しから選択できます。
  • 盛土部擁壁の場合、かさ上げ盛土高比が考慮できます。(切土部擁壁では考慮できません。)
  • 前面、背面水位を考慮できます。
  • 水位の扱いとして「浮力」「揚圧力」から選択できます。また、浮力算定位置を「高い位置」「低い位置」「平均位置」から選択できます。
  • 土圧を無視する高さを設定できます。
  • 雪荷重を考慮できます。
  • 試行くさび法のすべり線の開始位置を「底面の端部位置」「壁背面を延長した位置」から選択できます。
  • 任意荷重は、集中荷重(鉛直・水平)・分布荷重(鉛直・水平)・モ-メント荷重が考慮できます。 ※最大20パターンまで設定できます。

安定計算

  • 転倒、滑動、支持力に対する照査を行います。
  • 転倒の照査方法は「偏心距離」「安全率」「偏心距離と安全率」から選択できます。
  • 「もたれ式」の場合、転倒照査距離として「e(底版中心)」「d(つま先)」から選択できます。なお、「重力式」「片持ばり式」の場合は「e(底版中心)」のみとなります。
  • 滑動の照査では、有効断面積の取扱いを「全断面有効」「有効断面積」から選択できます。
  • 支持力の照査では照査に用いる許容支持力度について「計算値」「入力値」から選択できます。また、極限支持力の計算を行うことも可能です。
  • 支持力の照査では支持力係数を任意の値に変更できます。
  • 落石吸収エネルギーの照査を行います。
  • 「もたれ式」の場合、地盤反力の計算を「簡便法」より求めることができます。

部材計算

  • 竪壁、底版、突起の応力度照査を行います。
  • 重力式は無筋コンクリート構造、片持ばり式は鉄筋コンクリート構造として計算します。もたれ式は無筋コンクリート構造と鉄筋コンクリート構造が選択できます。なお、突起は全て鉄筋コンクリート構造として計算します。
  • 竪壁、底版の照査位置について、付け根位置の他に任意の照査位置を10点まで指定できます。
  • 無筋コンクリートの場合、「必要鉄筋量」を算出することができます。
  • 鉄筋コンクリートの場合、応力度の計算方法を「単鉄筋」「複鉄筋」から選択できます。また、2段配筋が設定できます。
  • 鉄筋コンクリートの場合、「最小・最大鉄筋量の照査を行うことができます。
  • 鉄筋コンクリートの場合、許容せん断応力度に「補正係数(Cn・Ce・Cpt)や、「底版せん断スパン比(Cdc)」を考慮できます。
  • 鉄筋コンクリートの場合、「斜引張鉄筋量(Aw)」が算出できます。
  • 鉄筋コンクリートの場合、せん断応力度照査に用いる応力度は「最大せん断応力度」「平均せん断応力度」から選択できます。
  • 鉄筋コンクリートの場合、「部材有効高の変化の影響」を考慮できます。
  • 防護柵吸収エネルギーの検討ができます。
  • 防護柵高の検討ができます。
  • 防護柵支柱根入れ部かぶりの検討が可能です。
  • もたれ式の場合の竪壁部材設計では、簡便法により壁面地盤反力を考慮できます。

その他の機能

  • 断面形状図、全体形状図の画面表示ができます。
  • 3次元構造図の表示ができます。
  • 定型擁壁として計算する場合、鉄筋コンクリート部材における配筋状態を描画する鉄筋組立図の表示ができます。

価格

落石防護擁壁の設計 Ver.5

新規購入費 
(初年度サブスクリプション費用含む)
110,000円(税込)
サブスクリプション費用(2年目以降) 27,500円(税込) 年単位でのご契約
サブスクリプション制度とは
短期レンタル(1ヵ月間) 55,000円(税込)

災害対策セット(土工)

まとめてご購入いただいた場合、セット価格にてご提供できます。

災害対策セット(土工)

396,000円(税込)

斜面の安定計算 』【198,000円(税込)】

斜面対策工オプション』 【99,000円 (税込) 】

『落石防護擁壁の設計』 【110,000円 (税込) 】

落石防護網・柵の設計』 【165,000円 (税込) 】

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