「弾塑性法による土留め工の設計Ver.5」をリリースしました。

【改良内容】

  1. 「土留め工の設計」において、「土質条件」の編集機能を改善しました。
    以前は設計条件の画面で地層数を先に入力する必要がありましたが、土質データの画面で「追加/挿入/削除」ができるようになり入力しやすくなりました。
  2. 切梁、捨梁のバネ定数の入力について、鋼材を選択して自動計算する機能を追加しました。
    画面右側で入力した鋼材情報より、切梁バネ定数Ksが自動計算されます。
    【切梁バネ定数の計算式(道路土工指針より)】

  3. 「道路土工指針(偏土圧)」選択時、切梁の鋼材を各段ごとに設定が可能になりました。
    偏土圧選択時の切梁鋼材は、これまでは全段にしか設定できませんでしたが、各段ごとに設定できるようになりました。
    【改善前】

    【改善後】
  4. 支保工(腹起し、切梁、火打ち)の[2段設置]及び[2重配置]での計算が可能になりました。
    (※山留め設計指針では、[2段設置]のみ)

  5. 山留め設計指針において、許容曲げ応力度の計算に用いる「部材端曲げモーメントによる修正係数C」の設定が可能になりました。
  6. 「中間杭の設計」の部材の座屈長さを使用鋼材と土質データから決まる杭の特性値βを内部計算して算出できるように機能改善しました。
    (予め「土留め工の設計」の計算実行が必要です。)
  7. 「土留め工の設計Ver12」のデータ読み込みが可能になりました。
    土留め工の設計については、旧Verも含めてVer10~Ver12のデータ読み込みが可能です。

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