よくある質問一覧
製品名:弾塑性法による土留め工の設計
カテゴリー:土木技術の考え方・プログラムの考え方
主働側土圧の計算で、地盤面層の土質が粘性土の場合に必要に応じて、最小土圧(Pa=0.3∑γ・h等)が適用されます。理由は以下の通りです。
粘性土は、通常は粘着力cが土質性状とし...
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弾塑性法による土留め工の設計
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慣用法による土留め工の設計では、土留め壁に作用する水圧は静水圧とし、水圧分布は掘削底面で最大となりつり合い深さの位置で0となる三角形分布で考えます。弾塑性法による土留め工の設計では、地盤条件により、...
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弾塑性法による土留め工の設計
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以下の項目で算出される根入れ長のうち最も長いものとします。
①土圧および水圧に対する安定から必要となる根入れ長 [考え方はこちらを参照]②土留め壁の許容鉛直支持力から定まる根入れ長③掘削底面の安定...
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弾塑性法による土留め工の設計
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主働側と受働側で有効側圧として考えています。
有効主働側圧とは、背面側の主働側圧から掘削面側の静止側圧を差し引いた値で、有効受働側圧とは、掘削面側の受働側圧から掘削面側の静止側圧を差し引いた値です...
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弾塑性法による土留め工の設計
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仮設構造物設計要領(首都高速道路)に定常性による根入れの考え方が記載されています。
定常性から決まる根入れ長は、土留め壁の根入れが深くなるにつれて断面力・変位・切梁反力が減少し、定常状態となるため...
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弾塑性法による土留め工の設計
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地盤反力が有効受働側圧を上回る区間を塑性領域、地盤反力が有効受働側圧を下回る区間を弾性領域と判定しています。地盤反力は、土留め壁の水平変位δ×地盤バネkHで求められます。これ...
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弾塑性法による土留め工の設計
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土圧および水圧に対する安定から必要となる根入れ長とは、各施工段階における最下段切梁を回転の中心ととらえ、主働側圧と受働側圧のモーメントのつり合いが取れる深さを求めます。
慣用法では、最下段切梁ある...
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弾塑性法による土留め工の設計
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掘削底面付近に軟らかい粘性土がある場合などに検討が必要になります。
土留め壁背面の土砂は、背面の土砂重量や上載荷重が掘削底面付近の軟らかい粘性土層に荷重が加わると、粘性土層が支持できずに、掘削底面...
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土留め工の設計, 弾塑性法による土留め工の設計
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地下水が高い場合や土留め付近に河川、海など地下水の供給源がある砂質土の場合、検討が必要になります。
土留め壁背後と掘削面側との水位差があるときに、背面側の水は土留め壁先端を回って吹き出そうする浸透...
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土留め工の設計, 弾塑性法による土留め工の設計
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慣用法については、「剛性による変位の検討」で許容変位量を0.30mを目安としており、自立時の許容変位量を掘削深さの3%程度を目安としています。弾塑性法については、許容変位量を決めている基準書はありま...
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弾塑性法による土留め工の設計
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よく閲覧されるご質問
- 最小土圧(Pa=0.3∑γ・hなど)の考え方を教えて。
- 弾塑性法による土留めの根入れ長を決定する手順について教えてください。
- 定常性から決まる根入れ長はどのような条件の時に検討しますか。
- 弾塑性法の断面力算出に用いている土圧(有効側圧)は、どのように考えていますか。
- 弾塑性法による土留めの弾性領域はどのように判定していますか。
解決しない場合は以下よりお問い合わせください。