Question
弾塑性法による土留めの弾性領域はどのように判定していますか。
シリーズ:エクシードシリーズ
製品: 弾塑性法による土留め工の設計
カテゴリー:土木技術の考え方・プログラムの考え方
更新: 2025年01月21日
Answer
地盤反力が有効受働側圧を上回る区間を塑性領域、地盤反力が有効受働側圧を下回る区間を弾性領域と判定しています。
地盤反力は、土留め壁の水平変位δ×地盤バネkHで求められます。
これは、弾塑性法の解析上では、掘削底面以深において土留め壁に働く抵抗土圧が変位に一時的に比例して、かつ有効受働側圧を超えないことと仮定しているためです。

