【Ver.3.1の主な改変内容】
「土地改良事業計画設計基準及び運用・解説 設計 パイプライン」の改定(令和3年6月版)に伴う対応をしました。
- 使用管種に「ガラス繊維強化ポリエチレン管」が追加されました。
- 基礎材料の「ソイルセメント」が「固化処理土」に名称変更されました。
- とう性管の内外圧から求める管厚計算式で、「硬質ポリ塩化ビニル管」、「ポリエチレン管」の許容引張応力の安全率が「3」→「2」に変更されました。
これに伴い、製品に登録されている規格管データを更新しました。 - 強化プラスチック複合管の内外圧合成式で計算に用いる「Pc:内圧が0の時の外圧線荷重」「Hc:外圧が0の時の内圧」は、それぞれ限界ひずみ比を乗じた値を用いるように変更されました。
【内外圧合成式】Pc:内圧が0の時の外圧線荷重×限界ひずみ比(0.66)(kN/m)
Hc:外圧が0の時の内圧×限界ひずみ比(0.85)(kN/m) - たわみ率から求める管厚計算式で、スパングラーの修正式に用いる管材のヤング係数が長期(EL)、短期(ES)を用いるように変更されました。
(ヤング係数長期(EL)は、短期(ES)の値にクリープ係数0.8を乗じた値に変更されました。)
【スパングラー公式(たわみ率から求める管厚計算式、変形後)】
(改定前)
(改定後) - 管壁の断面二次モーメントIの算出式も⑤と同様に、長期(EL)、短期(ES)を用いるように変更されました。
(改定前)
(改定後)