綜合システムはどんな会社?

このページでは、求職者の方が就職・転職活動するにあたり気になっている項目を調査し、(株)綜合システムの回答を載せています。
いわば企業側のアピールページにはなりますが、就職・転職活動の参考になれば幸いです。

参考:就活生の「企業の魅力と働き方」に関する意識調査アンケート【2021年卒版】

どのような企業に魅力を感じますか?

魅力的だと思う企業の項目について、上位から順にお答えしますね。

社内の雰囲気は良いですか?

社内の雰囲気は良いと感じています。
(株)綜合システムが大切にしていることの1つに「批評・他責NG」があり、他人のせいにするのではなく、解決策を考えようという行動指針があります。
「批評・他責NG」を全員が100%実践できているか?というと難しい部分もありますが、明確にされている項目ですので、悪い雰囲気にはなりにくと感じています。
余談ですが、本社が関西(大阪)であることも手伝ってか、話が面白い方が多いと感じます。転職してきた社員の中には「転職前に比べて笑う回数がぐっと増えた」という社員もいますね。

成長できる環境ですか?

成長できる環境が整っていると思います。
というのも、いわゆる人事考課(または査定)が、年功序列や形骸化したものではなく、自らが目標を設定しその目標に向かって日々積み上げていくことで、給与や賞与に反映されるシステムがあります。
そのため、毎日目標(「今日は◯◯を□□くらい進めよう!」など)をもって仕事に取り組むため、毎日同じことの繰り返しにならず、目標達成に向けて努力をすることができ成長に繋がると感じています。

給与・待遇は良いですか?

ここでは「待遇」の定義を、給与を含めた労働条件全体のこと、としてお話させて頂きますね。
まずは給与に関してですが、入社当初は高収入!とは言えない金額です。
ですが、前述した評価制度により、スキルを身につける・目標を達成することで、基本給および賞与に反映されます。

まだまだ年功序列制の企業であったり、年功序列制ではないが評価制度が形骸化してしまっている企業がある中、
㈱綜合システムは「形だけの評価制度にしない」ため、実践し、うまくいかない部分があれば見直し改善する、ということを行っています。

その他の、休日数や労働時間、有給休暇の取得のしやすさ等は後述します。
また、基本的な保険制度は完備しています。

完全週休2日制ですか?

完全週休2日制です。休日出勤はまずありません。

将来性はありますか?

「会社の将来性に不安があり転職した」方の例を参考に、回答させて頂きますね。
将来性に不安がある会社の特徴

  1. 会社の方向性、経営陣の考え方に共感できない。
  2. 業績が良くないため、給与アップが期待できない。
  3. 利益への意識が低い
  4. 辞める人が多い
  5. 後進が育たない・育てない
  6. 従業員の平均年齢が高く、定年退職のタイミングが不安
  7. 新たな技術を取り入れようとしない
  8. 社長が高齢で後継ぎもいない
  1. 会社の方向性、経営陣の考え方に共感できない。
    についてですが、㈱綜合システムはトップダウンではなく、社員の意見が反映されやすい会社です。
    (もちろん、骨子となる会社のビジョンは明示されています
    使い古された表現にはなりますが、これからの時代変化が必要です。
    変化を起こす社員を経営陣は歓迎しています。

    その例として、改善提案など、ボトムアップで社員の声を反映する仕組みがあります。
    自分の意見で会社を変えていくことができますよ。

  2. 業績が良くないため、給与アップが期待できない。
    ㈱綜合システムはサブスクリプションモデルの企業のため、業績は安定しています。
    また、給与に関しては評価制度があり、給与および賞与のアップが十分に期待できる環境です。

  3. 利益への意識が低い
    全社員に月次の業績状況が公開されています。
    また前述のとおりサブスクリプションモデルのため見通しが立ちやすく、利益率の計算も行いやすいため、常に利益を把握した会社経営が行われています。

  4. 辞める人が多い
    (株)綜合システムの3年後離職率は17.4%です。
    (※3年後離職率:入社3年以内の社員の離職率のこと)
    一般的に3年後離職率は約30%と言われていますので、弊社は辞める人が少ない職場であるといえる数字だと思います。
    参考:株式会社綜合システム 3年後離職率
    (過去5年間)17.4%(4/23(人),2017年4月からの過去5年間)
    (過去10年間)25.0%(10/40(人),2012年4月からの過去10年間)

    また、離職への対策として、2週間~1ヶ月に1回ほど上長と1on1ミーティングが設けられています。
    ここでは仕事のことだけでなく、プライベートな話をしやすい雰囲気で行われていますよ。

    加えて「総務・人事なんでも相談室」が設けられており、定期的な面談だけでなく、要望すればいつでもOKな相談の場も設けられています。
    社員のコンディション変化に早めに気付ける体制が整っていますね。

    また、行動指針として「親身な対応」が明示されており、社長が率先して個々人への気配りをしていたり、部門ごとのミーティングでも「ちょっとでも『おかしいな?』と思ったら声をかけあおう」など、お互いを気にかける風土がありますよ。

  5. 後進が育たない・育てない
    積極的に若手を採用し、後進の育成に力を入れています。
    部門ごとに異なりますが、技術サービス部では週に2回以上の研修を行っており、部門全体のレベルアップを図っています。
    その他にも日々のOJTなどがあり、業務中に雑談を交えて技術的な見解や対応のテクニックなどを教えてもらっています。
    部門長も後進の育成を考え、習熟度の確認や今後の 確認を、月に1回の1on1ミーティングの際に時間を設けて行っています。
    他にも、個人が希望した外部研修に参加できる制度がありますよ。

  6. 従業員の平均年齢が高く、定年退職のタイミングでの一斉退職が不安
    従業員の平均年齢ですが、現時点で39歳です。
    若い社員を積極的に採用し(ここ2年で若手を9名採用)
    ・社員数は29名から38名に
    ・平均年齢は43歳から39歳に
    業務内容から即戦力として働くことは難しいため、先行投資としての採用が進められています。
    近年、積極的に若手を採用した結果、ここ2年ほどで若い世代がぐっと増えていますね。

  7. 新たな技術を取り入れようとしない
    サーバーのデータ容量やアクシデントに備えるため、開発部の社員の提案でAWSを採用しました。
    また、より使いやすい製品を作るため、製品開発環境において従来と違う開発言語を取り入れるなど、今まで使用していない技術を取り入れています。

  8. 社長が高齢で後継ぎもいない
    社長は40代のため、高齢ではなくフレッシュです。
    また社長に就任されたのが2022年のため、後継ぎ問題には直面していませんが、良い企業風土がありますので、その中で次の良い経営者が育つのではないかと考えています。

働き方について気になるポイントは?

働き方について気になるポイントを、上位から順にお答えしていきます。

時間外労働やサービス残業はありますか?

残業がほとんどないため、時間外労働やサービス残業はありません。
そのため、働き方を上長が把握できる環境になっており、サービス残業はありません。
ですが、自身の研鑽(資格取得等)のために休日に勉強するなど、プライベートの時間を仕事関連の時間に充てることはあります。

どのような社員が働いていますか?

社員の人物像を伝えるのは難しいですね…思いつく限り挙げていきますね。
・論理的な展開ができる人が多い。
・話が面白い人が多い。
・一方で、技術的・職人的な(内向性が高い)人も多く、どちらのタイプでも馴染みやすい環境である。
・真面目である。
・ベテランが多かったが、若い人を積極的に採用しているので、世代層が幅広い。
・厳しく叱責するような雰囲気ではないため、ピリピリした雰囲気にはなりにくい。

有給休暇は取得しやすいですか?

有給は取得しやすい環境です。
有給奨励日として設定されている日があり、例えば祝日の前後など、連休になる日などが設定されています。
有給奨励日は年度初めに総務から公表され、大型連休前などには各部で有給休暇を取得する人の確認などが行われており、業務に支障をきたさず有給休暇を取得できる環境です。
ただ、部門によっては有給を取得しにくい時期もありますので、ここは変えていくべき点として改善を行っているところです。

また、コロナ禍の影響もあり「少しでも体調に違和感がある人はテレワーク勤務をしましょう」と声がけや実践をしているので、柔軟な働き方が可能だと感じています。

転居が伴う転勤はありますか?

基本的に、転居が伴う転勤はありません。
会社の場所ですが、本社が大阪、システム開発部が鳥取、営業が東京と大阪となっており、会社の指示による転勤はほとんどない状況です。

結婚後の待遇、働き方を考慮してくれますか?

産休や育休に関しては、実績がありませんでした。社長にその点を確認したところ
「結婚後の産休・育休などの取得は大歓迎!どんどん変えていこう!」と言っていましたので、結婚後の待遇、働き方への考慮は可能です。
他には、現在も育児のため時短勤務をしている社員も居ますよ。

勤務場所が柔軟ですか?(在宅勤務・テレワーク等)

在宅勤務・テレワークは柔軟に行えています。
たとえば「休むほどではないけれど体調に違和感がある」「家族の都合で出社が難しい」など、自宅での勤務が望ましいときなどにテレワークを行っています。

また「結婚後の待遇、働き方を考慮してくれますか?」にも関連することですが、家族の都合により出社が難しい日もあると思います。
そのような時も、在宅勤務・テレワークへの変更はしやすい社風・環境です。
また、現状よりももっと会社の外で働きやすくなるよう、環境や仕組みを変えているところです。

服装は自由ですか?

服装は自由です!
社員の改善提案により、ビジネスカジュアルとなりました。
といってもビジネスカジュアルを強制するものではなく、「スーツのほうがスイッチが入る」という社員はスーツで出勤していますので、それぞれ自由な服装で出勤していますよ。(清潔感のある格好であればOKです)

入社後の活躍・評価についてどう思いますか?(就職・転職者の考え)

入社後の活躍やその評価に関して、就職・転職者の方がどう考えているか?への回答と弊社視点での感想です。

自分が活躍でき、社内外から評価される仕事ならば、自分のやりたい仕事でなくてもいい

「やりたい仕事に就いたけれど、働いてみたらイメージと違った」などはよくあることですね。期待が高いだけ、ギャップに気付きやすいものです。
そのようなときに「自分のやりたい仕事」が動機ではなく、「活躍できること」「評価される仕事」が動機であれば、落胆することも避けられるのではないでしょうか。

ちなみに、弊社は異動の希望を出すことも可能であり、
・営業部から開発部
・開発部から問合せサポート
・開発部から事業企画部
など多様な異動が行われていますので、「自分のやりたい仕事ではなかった」という場合にも、仕事の内容を変えることが可能です。

活躍し評価されるかどうかではなく、自分がやりたいことにチャレンジしたい

他者からの評価ではなく、自分がやりたいことかどうか?を重要視するということですね。
活躍することは素晴らしいことですが、評価のために頑張るのは誰かに評価されるために頑張ることになってしまうおそれもあります。
その点で、自分がやりたいことにチャレンジするのは、他人に評価されるために働くことではないので、自分の人生を生きることができる選択だと思いました。
弊社では半年ごとに3つ目標を定め、達成度で賞与へ反映される制度がありますので、自分がやりたいことへのチャレンジをしやすい環境だと思います。

まだやりたいことがわからない

新卒・第二新卒など、若年層の場合はキャリアが決まりきっていないため、就職や転職活動の期間中は「やりたいことがわからない」という気持ちになってしまいますよね。
裏を返せばそれはたくさんの選択肢があるということでもあり、羨ましいなとも思いました。
入社してから、できること、得意なことが見えてくると思いますので、次第にやりたいことがわかるようになるのではないでしょうか。

将来的な転職もあると考えていますか?(就職・転職者の考え)

実際に、面接で聞かれたら答えにくい質問ですね…

はい(71.3%)

7割以上の方が転職という選択を視野に入れられている結果ですね。転職が特別なことではない時代ですので、本音の回答だなと感じました。(株)綜合システムの人事考課のシステムに、半期ごとの目標を設定し達成を目指すカリキュラムがあります。
上記は弊社社長の「自分のキャリアプランを明確にし、そのための期間目標をたて、コツコツと努力していけば、必ず人に負けないスキルが身に付きます」という想いから始まったものです。
ですので、将来的に転職という機会が訪れたとしても、弊社で働いた経験・身につけた習慣が、その後の活躍に繋がればいいなと考えています。

いいえ(10.1%)

熱量が伝わってくる回答ですね。魅力を感じて頂けているんだなと思う一方、本音は言いにくいですよね…とも思う回答ですね。

わからない(18.7%)

まだ実際に働いてもいないので、将来的に転職するかどうかは判断ができないですよね。

働きづらそうだと考え、就職活動で避けている業種・職種はありますか?

業種・職種という大きいくくりでの、就職活動に関する質問です。

はい(81.6%)

ブラック企業という単語が一般的になり、それらに関したニュースもよく目にするようになりました。名前が上がりやすい業種・職種や業界は働きづらそうだと考え、どうしても避けたくなりますよね。

いいえ(18.4%)

一方で、通説に流されず、実際に就職活動できちんと情報収集をしてこそ、という考えの方もおられますね。
イメージだけでチャンスを逃すのはもったいないですから、就職や転職活動は忙しいとは思いますが、納得のいく結果となることを祈っています。

男性は役職や職種に関わらず、育休をもっと取得すべきだと思いますか?

男性の育休についての質問ですね。
過去に事例はありませんが、男性も育児休暇の取得可能なのはもちろん、歓迎していますよ。

はい(78.3%)

圧倒的に、男性は育休をもっと取得すべきという考え方が多いですね。
「男性は会社で働いていればいい」という考えは前時代的ですね。

いいえ(3.0%)

少数ではありますが、男性の育休取得についてネガティブな回答もありました。

わからない(18.6%)

実際に働いてみないと、回答は難しいという意見でしょうか。

まとめ

意識調査をもとに、就職・転職活動を行っているあなたが気になるであろうポイントを、(株)綜合システムの視点からお答えさせて頂きました。
意識調査の回答結果は、予想通りのものもあれば「そういった視点もあるのか」と学ばせて頂く内容もあり、このページの作成にあたって勉強させて頂きました。
このページが、あなたの就職・転職活動の一助となれば幸いです。最後までお読みいただきありがとうございました。