今回のテーマ
『New Normalな社会システムの構築』
~Withコロナ環境下でのレジリエンスを考える~
- 地方における国土強靱化の課題
- 国土強靱化地域計画策定のポイント
- 国土強靱化に関連するSDGsの項目
- New Normalな社会システムの構築
- おわりに
国土強靱化地域計画が市区町村では策定済み83.7%と策定率は向上しているが、計画の充実化の課題・実践の課題・人材育成などの課題があり、課題解決の指針として「国土強靱化地域計画策定ガイドライン」についてお話いただきました。
また、国土強靱化に関するSDGsとして下記の項目をご紹介いただきました。 3 すべての人に健康と福祉を 9 産業と技術革新の基盤をつくろう 11 住み続けられるまちづくりを 13 気候変動に具体的な対策を 14 海の豊かさを守ろう 15 陸の豊かさを守ろう 16 平和と公正をすべての人に 17 パートナーシップで目標を達成しよう
最後に、New Normalな社会システムの構築として以下のお話いただきました。 ・コロナ禍の教訓は、これまで遅れていた「ICT、IoT、AI等の新技術開発」「危機管理のDX化推進」による「新しい日常(New Normal)」への対応である ・建設系技術者の使命は、Withコロナの社会で「国土強靱化」「地域創生」「持続可能な地域づくり」の推進である
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【セミナー中に回答いただいたアンケートの結果】
アンケートの回答率はほぼ100%でした。
受講者のみなさま、積極的にセミナーにご参加をいただきましてありがとうございます!
【受講者様の声】
- SDGsの取組みついては国土強靱化政策と密接な関係にあることを受けて、国際社会に大きく影響する課題だと感じました。
- 今回も途中で数回のアンケートの時間を設ける事により眠気がなくなりました。通常のセミナーにはない形式であり非常によいと思いました。
- 建設技術者として大規模災害、SDGsに対して果たす役割は非常に大きいと感じ、さらに知見を高めていく必要があると思いました。
- 今回が初めての参加であったためか、またカタカナ文字が多かったためか、よく理解できない部分が多かった。
- 国土強靭化について以前から対策を行うとされていますが、進まず毎年やっている気がします。今後の気候変動による水害対策や地震対策を進めることは、十分わかりますが、コロナの影響を受けて進みが遅くなっている。
- 昨今の社会的脅威に真っ向から戦うのではなく寄り添い、レジリエンスを考えて社会システムを構築する。これがいかに大切な事か考えさせられました。
- 「国土強靭化」については話の内容が役所(発注者)関係の話のように思え、受注者としては知らない事が多く勉強になった。しかし、地方に住む者としては話が大きすぎて戸惑った。
- 「強靭」とは「しなやかで強い」ということ。将来ほぼ必ず起こるであろう大災害に対して「頑丈」であることも重要だと考えますが、「強靭」であることは更にその先を見据え、極めて重要だということを再認識できるセミナーだった。
【特別セミナーの動画公開について】
3回に亘って開催した「国土強靱化に向けて~建設技術者が果たすべき役割~」のセミナー動画を公開します。
第1回 防災から危機管理への展開
第2回 国土強靱化の考え方と最新動向
第3回 New Normalな社会システムの構築
【視聴方法】
ホームページから「マイページ」にログインすれば、どなたでもご視聴が可能です。
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