Question
腹起し部材で軸方向圧縮力と曲げモーメントを同時に受ける部材の照査はどのような場合に行いますか。また、ソフトでの設定方法を教えてください。
シリーズ:エクシード
製品: 土留め工の設計
カテゴリー:入力の操作方法
更新: 2024年12月23日
Answer
軸方向圧縮力と曲げモーメントを同時に受ける部材とは、下図に示すような、一方向切梁の妻部の腹起しや端部の腹起しが対象となります。

設定方法は、「腹起しデータ」の「座屈による許容応力度の低減」を行うとしてください。

座屈長(面内)は、腹起しが強軸方向(水平方向)で切梁や火打ち等で支持されている長さで設定します。
座屈長(面外)は、腹起しが弱軸方向(鉛直方向)で指示されている長さで設定します。鉛直方向スパンは腹起し端部やブラケット結合部等のスパン長としています。
フランジ固定点間距離は、各切梁、火打ち結合部のスパン長とします。
それぞれ長さの考え方の一例を示します。
