Question [No.222111]

測点区間によって緩勾配・急勾配・逆勾配などが様々な現況河川の不等流計算を行いたい場合、「常流・射流混在計算」で計算すべきか教えて。

Answer

「常流・射流混在計算」は、自在に常流射流を適正に区別する万能な計算方法という意味の選択ではありません。
マニュアル等に記載されている一様なルールで「常流」「射流」を切り替え計算をしているだけなので、モデルによっては、本来、常流で計算すべき区間を部分的に射流として判断してしまい、適正な水位を導けない場合があります。

原則、不等流計算では、まずは「常流として下流から常流へ計算」から行い、その計算結果を技術的に判断し、必要に応じて「常流・射流混在計算」の選択に改めるようにしてください。


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