面内は強軸、面外は弱軸をさします。
一般に、切梁・火打ち部材は自重を含めた実荷重が主要な荷重となるため、鉛直方向が面内方向になるように配置します。(横から見るとI型になります。)
一方、腹起し部材は土留め壁からの土圧や水圧が主要な荷重となるため、水平方向が面内方向になるように配置します。(横から見るとH型になります。)

切梁の座屈長の考え方は、「仮設構造物工指針P.122、P.123」を参考にすると、
<面内(強軸)方向の長さ>
・中間杭がない場合:切梁全長
・中間杭がある場合:以下の大きい方
①切梁端部~中間杭までの長さ
②中間杭~中間杭までの長さ
参考:仮設構造物工指針P.122

<面外(弱軸)方向の長さ>
切梁固定部材の条件により下図を参考に設定します。
参考:仮設構造物工指針P.123
