Question [No.202469]

自立式の計算で「道路土工 仮設構造物工指針(日本道路協会)」と「山留め設計指針(日本建築学会)」で主に何が違うか教えて。

Answer

「山留め設計指針」では主に次のような違いがあります。

  1. 変位量の照査位置が、根切底面と山留頭部の2か所となっています。(それぞれの許容値を入力します)
  2. 設計に用いる主働土圧計算方法に「側圧係数を用いた土圧」があります。
  3. 自立時の根入れ長の計算方法を「準拠指針による式」を選択した場合、つり合い深さによる根入れ長の計算になります。土工指針では「lo = 2.5/β」(changの式)で計算します。

いずれの設定についても、指針等を確認し設計者の判断で決定する必要があります。
なお、切梁式計算の場合、「山留め設計指針」による変位量の計算には対応していません。 「2017年11月(第4版)」の発刊により、切梁式の変位量の計算方法が大きく変更されています。


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