Question [No.240710]
        背面水位高および前面水位高が8.00mでは安定計算結果は全てOKだが、背面水位高および前面水位高5.00mでは滑動安全率がNGとなった。一般的に水位が高いケースで安定計算はNGとなるイメージがあるが、水位が低いケースでNGとなる理由を教えて。
        
                                    シリーズ:エクシード
                                    製品:                                    片持ばり式擁壁の設計
                                    、重力式擁壁の設計
                                    、もたれ式擁壁の設計
            
                                    
                                    カテゴリー:土木技術の考え方・プログラムの考え方
                        更新: 2024年06月25日
        
        Answer
        水位が低い場合と高い場合では土圧の値が異なり、通常、水位が低いほうが土圧は大きく出ますが、土圧による影響と水位による浮力の影響を比較した際に、土圧の増加によるモーメントの影響が大きいため安定計算結果の滑動安全率でNGとなることがあります。