Question [No.BOX002M]
部材のせん断応力度で斜引張鉄筋(スターラップ)を用いずにせん断応力度照査をOKとするにはどうすればよいか?
シリーズ:その他
製品: BOXカルバートの設計
カテゴリー:土木技術の考え方・プログラムの考え方
更新: 2025年02月10日
Answer
鉄筋コンクリート構造では、原則、せん断力はコンクリート部材が受けもちます。部材のコンクリート厚を変えずにせん断抵抗力を高める必要がある場合は、斜引張鉄筋(ボックスカルバートではスターラップが用いられる)を用いて、コンクリートと共働してせん断力を受けもたせます。ただし、斜引張鉄筋を用いずしてせん断抵抗力を高めるには、コンクリート部材厚をより厚くするか、使用するコンクリート種類をより強度の高いものに変えるなどで検討する必要があります。