Question [No.230506]

準拠指針を「宅地防災マニュアル」に選定した場合、中地震(短期)時の許容応力度の割増しが同じ値しか入力できません(入力欄が1つのみ)。 「鉄筋コンクリート構造計算基準・同解説」に準じた入力はできないのでしょうか。

Answer

「鉄筋コンクリート構造計算基準・同解説(2018、日本建築学会)」P8 表6.1において、 中地震(短期)における許容応力度の割増しは、圧縮応力度(2倍)せん断応力度(1.5倍)と記載されています。

一方で、[第三次改訂版]宅地防災マニュアルの解説[1]P341表Ⅷ.3-8 安全率(Fs)等のまとめによれば、 中地震時が「-」表記となっており、P336(3)擁壁部材(鋼材およびコンクリート)の許容応力度 「②コンクリートの許容応力度は、建築基準法施行例第91条による。」より、 短期に生ずる力に対する許容応力度は「長期に生ずる力に対する圧縮、引張り、せん断又は付着の許容応力度のそれぞれの数値の2倍とする。」 とあることから、割増に関しては現在の仕様となっております。


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