Question [No.230084]
ボックスカルバートでシングル配筋としたい場合、応力度計算で「単鉄筋」選択とすれば、シングル配筋で計算できるのか教えて。
シリーズ:エクシード
製品: ボックスカルバートの設計
カテゴリー:入力の操作方法
更新: 2025年02月27日
Answer
応力度計算の「複鉄筋」「単鉄筋」の選択は、ダブル配筋・シングル配筋という分類のことではありません。
「単鉄筋」は、引張鉄筋のみを考慮した計算方法を指しています。一方「複鉄筋」は、引張と圧縮鉄筋の双方を考慮した計算方法を指します。
そして、シングル配筋の場合は、応力度計算は必ず「単鉄筋」選択としないと正常な計算が出来ません。 また、シングル配筋とする場合は、鉄筋図心位置の「外側」+「内側」=部材厚となるように設定してください。 これは、実際には同じ鉄筋を指しているのですが、各部材の計算位置によって上側・下側のいずれに引張鉄筋がくるかが計算するまでは分からないため、そのような設定としておく必要があるためです。さらに、シングル配筋とした場合は、計算実行後に設定する配筋(径とピッチ)は同様の理由により「外側」「内側」の配筋は必ず同じ径とピッチで設定しておく必要があります。