Question [No.UWL002]
「基礎形式」の選択で「直接基礎(等分布バネ)」と「直接基礎(剛体)」の違いを教えて。
シリーズ:エクシード
製品: U型擁壁の設計
カテゴリー:土木技術の考え方・プログラムの考え方
更新: 2025年03月02日
Answer
「等分布バネ」では、底版梁の反力を弾性支承による等分布バネを与えて、断面力を計算します。
一方、「剛体」では、底版梁に地盤反力が作用する単純梁モデルとして断面力を計算します。
【留意事項】「U型擁壁」では、一般的には「直接基礎(等分布バネ)」で設計されていることが多いようです。「直接基礎(等分布バネ)」に対して「直接基礎(剛体)」の方が断面力(特に曲げモーメントM)が過大に計算されてしまう傾向があります。ただし、「U型水路」のように底版幅の小さい構造物では、生じる断面力自体が小さいため、今でも地盤反力が作用する単純梁モデルで計算されてようです。