Question [No.55346]
準拠指針「道路土工ー擁壁工指針(平成24年度版)」で、杭基礎での擁壁の安定計算をしているが、「杭基礎の設計Ver.9(H29年道示版)」とデータ連動できない理由を教えて。
シリーズ:エクシード
製品: もたれ式擁壁の設計
、杭基礎の設計(H24年道示版)
、片持ばり式擁壁の設計
、杭基礎の設計
、重力式擁壁の設計
タグ: 擁壁の杭基礎
、擁壁杭基礎
カテゴリー:機能、仕様の確認
更新: 2024年02月26日
Answer
擁壁の設計と連動の場合は「杭基礎の設計(H24年道示版)」をご使用ください。現在、擁壁の設計プログラムは、「部分係数法」の設計法ではありません。「道路土工ー擁壁工指針(平成24年度版)」では「第1章 総説」にて、関連する法令、基準、指針等として「道路橋示方書」は平成24年としています。また、これらの基準・指針等が改訂された場合は、新旧の内容を十分に比較したうえで適切に準拠するものとしています。
別途、擁壁の底版下面作用力を「道路橋示方書 平成29年版」の「作用の組合せ」等に準じて求めた場合は、「杭基礎の設計Ver.9(H29年道示版)」で作用力を入力することにより、その作用力に応じた計算は可能です。ただし、求まった杭反力を擁壁の底版の設計に使用することはできません。