Question [No.223462]
背面土砂の形状での「切土面の上部範囲の傾斜角θ2」を90度で入力することができるのか教えて。
シリーズ:エクシード
製品: 重力式擁壁の設計
、片持ばり式擁壁の設計
カテゴリー:入力(値)の意味・入力の妥当性
更新: 2024年03月12日
Answer
切土面背後は、安定した地山(軟岩・硬岩などの堅固な地山)を想定しており、施工時に掘削した一時的な法面整形は、自立した堅固な地山ではないと判断できます。
これは、擁壁完成後に一時的な法面整形の背後からも土圧が作用するからです。
よって、このような場合は「盛土部擁壁」を適用する必要があります。
尚、切土部擁壁を適用させた場合の入力制限値は、「θ2<90度」となりますのでご注意下さい。