Question [No.RAB002]
各荷重ケースにおける安定計算(転倒、滑動、支持力)の安全率を教えて。
シリーズ:エクシード
製品: 落石防護擁壁の設計
カテゴリー:入力(値)の意味・入力の妥当性
更新: 2025年03月05日
Answer
落石対策便覧P.209ページより、「常時」、「地震時」は、一般の擁壁と同様に「道路土工-擁壁工指針」に準じ、「堆積時」は、「地震時」に準拠すれば良いとなっています。また、落石対策便覧P.192ページより、防護柵基礎の安定照査についても「道路土工-擁壁工指針」に準じて行って良いとなっています。「落石時(防護柵衝突)」の安全率は、地盤支持に対して1.5、滑動に対して1.5、転倒に対して合力作用点の偏心量がB/3以下と記載されています。なお「落石時(擁壁衝突)」は、記載がないため「崩壊土砂による衝撃力と崩壊土砂量を考慮した待受け擁壁の設計計算事例」から、「落石時(擁壁衝突)=衝撃力作用時」として、「地盤支持に対して1.0、滑動に対して1.0、転倒に対して合力作用点の偏心量がB/3以下」を参考にして下さい。