Question

張出し部の最小厚さの照査とは?

Answer

張出し付け根位置における部材高が、H24年版道路橋示方書のP.218の表7.3.1に記載されている「車道部分の床版の最小全厚」以上となっているかの照査です。
「考慮する活荷重」で「自動車荷重」を選択した場合に有効となります。
「床版の区分」は「片持版」、「床版の支間の方向」は「車両進行方向に直角」、として扱い、以下の式より最小厚を求めます。

支間長l≦0.25(m)の場合:最小厚 = 280×l + 160 (mm)
支間長l>0.25(m)の場合:最小厚 =  80×l + 210 (mm)

また、支間長lについては以下の計算より求めます。

支間長l = 張出し部の寸法3 - 端部からの距離 (m)

なお、「張出し部の最小厚さの照査」を「行う」とした場合、「張出し部付け根位置」の部材断面照査結果における「せん断応力度照査」の結果は出力されません。

 


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