Question [No.54292]
改良層厚の計算において、改良層を良質な置換え土にする場合の入力箇所を教えて。
シリーズ:エクシード
製品: 直接基礎(改良)の設計
タグ: 地盤改良層
、置換え土
カテゴリー:入力の操作方法
更新: 2024年10月21日
Answer
断面形状入力の「改良層単位体積重量:γt’」に、地下水の有無によって置換え土の値を入力してください。
改良層の単位体積重量はさまざまな要因によって変動しますが、一般的な範囲内で設計や施工が行われます。
以下が置換え土の一般的な単位体積重量です。
- 通常の改良土(セメントや石灰を混ぜた土壌)
単位体積重量:16〜20 kN/m³(約1600〜2000 kg/m³)
使用する土壌の種類や安定剤の配合割合により変動しますが、一般的にはこの範囲内に収まります。
- 砂質土や砂礫を使用した改良層
単位体積重量:18〜22 kN/m³(約1800〜2200 kg/m³)
砂や砂利を多く含む場合は、より高い単位体積重量になる傾向があります。
- 砕石や大きな骨材を含む改良層
単位体積重量:20〜24 kN/m³(約2000〜2400 kg/m³)
砕石などの材料を混合する場合、密度が高くなるため、より重くなります。