Question [No.210875]

逆L型擁壁で安定計算の判定がNGとなる。理由を教えて。

Answer

 片持ばり式(逆T型・L型)擁壁の場合、「かかと版」上の土の重量を抵抗力として利用できることにそのメリットがあります。
一方、逆L型擁壁は「かかと版」がないため、非合理的な構造形式と言えます。
境界の制約等で背面にかかと版を延ばせないなど、やむを得ない場合以外には、通常、採用されません。
かかと版を設置できない条件であれば、重力式擁壁やもたれ式擁壁を採用する方が合理的となります。


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