エクシードシリーズ

直接基礎(改良)の設計 Ver.6

直接基礎(改良)の設計 Ver.6

  • 概要・特徴
  • 機能・仕様
  • 価格・購入

直接基礎(改良)の設計 Ver.6

許容支持力度並びに極限支持力を満足する改良層厚を計算します。他にも安定計算・深層混合改良・地盤種別の検討も行えます。

価格: 165,000円(税込)

システム概要

本システムは、準拠指針に基づき直接基礎の設計として以下の計算を行います。
地盤改良厚では、許容支持力度並びに極限支持力を満足する改良層厚を計算します。
安定計算では、転倒・滑動・支持地盤の支持力に対する安定性の検討を行う他、突起や置換え基礎の検討も行うことができます。
深層混合改良では、改良地盤の鉛直支持力・水平抵抗の計算のほか偏土圧を考慮した滑動・抜出し・地盤反力の計算を行います。
また「深層混合処理工法設計・施工マニュアル」に準じ擁壁基礎の計算も行います。
地盤種別では、各準拠指針に準拠した地盤種別の計算と判定を行います。

直接基礎(改良)の設計_全体画面
全体画面
直接基礎(改良)の設計_入力 地盤改良厚 基準選択
入力 地盤改良厚 基準選択
直接基礎(改良)の設計_入力 地盤改良厚 断面形状
入力 地盤改良厚 断面形状
直接基礎(改良)の設計_入力 安定計算 地盤条件
入力 安定計算 地盤条件
直接基礎(改良)の設計_入力 深層混合改良 改良体
入力 深層混合改良 改良体
直接基礎(改良)の設計_計算結果 地盤改良厚
計算結果 地盤改良厚
直接基礎(改良)の設計_計算結果 安定計算
計算結果 安定計算
直接基礎(改良)の設計_形状図 地盤改良厚
形状図 地盤改良厚
計算結果 深層混合改良

適用基準・参考文献

適用基準

  • 宅地防災マニュアルの解説 第2次改訂版  平成19年12月 (宅地防災研究会)
  • 宅地防災マニュアルの解説 第3次改訂版  令和4年2月 (宅地防災研究会)
  • 建築基礎構造設計指針  平成13年10月 (日本建築学会)
  • 建築基礎構造設計指針  令和元年11月 (日本建築学会)
  • 建築物のための改良地盤の設計及び品質管理指針   平成30年11月 (日本建築センター)
  • 深層混合処理工法 設計・施工マニュアル 改定版 平成16年3月(土木研究センター)
  • 道路橋示方書・同解説 Ⅳ下部構造編   平成24年3月 (日本道路協会)
  • 道路橋示方書・同解説 Ⅳ 下部構造編   平成29年11月 (日本道路協会)
  • 道路土工擁壁工指針   平成24年7月 (日本道路協会)
  • 設計要領第二集 橋梁建設編  平成24年7月 (東・中・西日本高速道路)
  • 設計要領第二集 擁壁編  令和元年7月 (東・中・西日本高速道路)
  • 土地改良事業計画設計基準及び運用・解説 設計【水路工】  平成26年3月 (農業農村工学会)
  • 土地改良事業計画設計基準 設計【農道】  平成17年3月 (農業土木学会)
  • 土地改良事業計画設計基準 設計【ポンプ場】   平成18年3月 (農業土木学会)
  • 道路橋示方書・同解説 Ⅴ耐震設計編   平成29年11月 (日本道路協会)
  • 土地改良事業設計指針 「耐震設計」   平成27年5月 (農業土木学会)参考文献

参考文献

  • 続、擁壁の設計法と計算例  平成10年10月 (理工図書)
  • 建築基礎のための地盤改良設計指針(案)   平成18年12月 (日本建築学会)
  • 建築基礎構造設計例集   平成16年2月 (日本建築学会)
  • 下水道施設耐震計算例(管理施設編) 平成13年(日本下水道協会)

機能および制限

安定計算

  • 照査内容は以下の通りです。
    ・転倒
    ・滑動
    ・支持力
  • 基礎の条件は以下の通りです。
    ・支持地盤・・・・・・・・・水平地盤及び傾斜地盤
    ・基礎形式・・・・・・・・・置換コンクリート基礎及び平坦基礎
    ・荷重方向・・・・・・・・・断面方向及び奥行方向
    ・地盤傾斜方向・・・・・・・断面方向及び奥行方向
    ・傾斜地盤計算方法・・・・・地盤係数法及びNEXCOの方法
    ・構造形式・・・・・・・・・下部構造物及びその他構造物
  • 荷重状態
    ・常時
    ・地震時(大地震時、中地震時)
    ・衝突時
    ・風時
    ・温度時
    ・フエンス荷重時
    ※R1建築基礎構造設計指針の場合は、常時・レベル1地震時・レベル2地震時のみ
  • 限界状態(R1建築基礎構造設計指針のみ)
    ・使用限界状態
    ・損傷限界状態
    ・終局限界状態
  • H29道路橋示方書
    ・照査内容
     1)変位照査
     2)耐荷照査
    ・基礎の条件
     1)支持地盤・・・・・・・・・水平地盤
     2)荷重方向・・・・・・・・・断面方向及び奥行方向
    ・安定条件
     1)変位照査
     ・転倒抵抗照査
     ・水平抵抗照査
     ・地盤反力度照査
     2)耐荷照査
     ・転倒抵抗照査
     ・水平抵抗照査
     ・鉛直支持力照査
      ※水平抵抗照査(滑動)においては、前面抵抗(受働土圧)は考慮する事はできません。
      ※耐荷照査の鉛直支持力照査では、支持地盤が「岩盤」の場合、「地盤反力度照査」に変わります。
    ・荷重状態
     道路橋示方書に記載されている荷重組合せは以下の通りです。
     1)永続作用支配状況
     ・D(死荷重)
     2)変動作用支配状況
     ・D+L(活荷重)
     ・D+TH(温度変化による影響)
     ・D+TH+WS(風荷重)
     ・D+TH+WS+WL(風荷重)
     ・D+L+TH+WS+WL
     ・D+WS
     ・D+EQ(地震の影響)
     ・D+EQ+TH
      ※偶発作用支配状況については、対応しておりません。

地盤改良厚の計算

  • 照査内容は以下の通りです。
    ・許容支持力度
    ・極限支持力
    ・地盤改良前の検討
    ・改良体設計基準強度の算定
    ・パンチング破壊の検討
  • 荷重状態
    ・常時
    ・地震時(大地震時、中地震時)
    ・衝突時
    ・風時
    ・温度時
    ・フェンス荷重時
    ※R1建築基礎構造設計指針の場合は、常時・レベル1地震時・レベル2地震時のみ
  • 限界状態(R1建築基礎構造設計指針のみ)
    ・使用限界状態
    ・損傷限界状態
    ・終局限界状態
  • 荷重分散角を考慮する場合、「左側のみ」「右側のみ」「左右両側」から選択できます。
  • 道路土工・水路工を選択した場合、作用力のモーメントMの入力で、「底版つま先周り」「底版中央周り」が選択できます。
  • 許容支持力度計算で、計算結果画面より支持力係数を編集する事ができます。
  • 任意位置の計算結果の詳細を出力することができます。
直接基礎(改良)の設計_断面形状

深層混合改良の計算

  • 粘着力増加係数を考慮した計算に対応できます。
  • 許容支持力度計算で、計算結果画面より支持力係数の編集できます。
  • 「複合地盤としての極限鉛直支持力」及び「改良体1本当たりの極限鉛直支持力」で、周面摩擦力度τdiを考慮するかどうかの選択ができます。
    また、周面摩擦力度τdiを考慮する場合は各層毎に入力できます。
  • 2018年版 建築物のための改良地盤の設計及び品質管理指針に対応できます。
    改定に伴う機能追加等は以下の通りです。
    1. 液状化の検討結果を考慮した計算ができます。
      「液状化の検討 Ver4.1 以降」のデータを基にした、深層混合改良のデータの新規作成ができます。
      また、入力値による液状化層を考慮した計算を行うこともできます。
    2. 2層からなる地盤の鉛直支持力の計算に対応いたしました。
    3. 全層鉛直攪拌式混合工法(中層混合処理工法)の計算への対応として、改良体形状で「矩形」が選択できます。
    4. 杭形式での中地震時改良体分担荷重、大地震時改良体に作用する水平力Qu、の改定に対応いできます。

《建築基礎》

  • 照査内容は以下の通りです。
  照査項目
鉛直支持力 水平抵抗力



大地震時
(終局限界状態)
・改良体の圧縮応力度が改良体の設計基準強度
・基礎底面荷重が改良地盤の極限鉛直支持力
・改良体の転倒の検討
・改良体せん断応力度が極限せん断応力度
・改良体底面の滑動力が極限滑動抵抗力
中地震時
(損傷限界状態)
・改良体の圧縮応力度が改良体の設計基準強度の2/3
・基礎底面荷重が改良地盤の極限鉛直支持力の2/3
・改良体応力度
圧縮:改良体設計基準強度の2/3
引張り:圧縮応力度の20%かつ、200KN/m2
せん断:極限せん断応力度の2/3
常時
(使用限界状態)
・改良体の圧縮応力度が改良体の設計基準強度の1/3
・基礎底面荷重が改良地盤の極限鉛直支持力の1/3
  • 荷重状態
    ・常時(使用限界状態)
    ・中地震時(損傷限界状態)
    ・大地震時(終局限界状態)
  • 改良体形状
    ・円形形式
    ・矩形形式
  • 配置方法
    ・接円形式
    ・ラップ形式
    ・杭形式
  • その他
    • 地盤ケースを改良体配置ごとに分けることが可能です。
    • 各改良体配置をケースごとに分けることが可能です。
    • 擁壁基礎等で偏土圧を考慮した計算(滑動、抜出し、地盤反力)
    • 即時沈下量の計算
    • すべり抵抗(常時:使用限界状態)、圧密沈下の検討はできません。
    • 液状化を考慮した計算を行う事が可能です。
      「液状化の検討Ver4.1以降」のデータから新規作成する方法と、入力値にて液状化層を設定する方法があります。

《深層混合処理工法設計・施工マニュアル》

擁壁基礎としての外部安定、内部安定の照査を行います。

  • 荷重状態
    ・常時
    ・地震時
  • 照査項目
    ・滑動
    ・転倒
    ・地盤反力(改良体直下、任意位置)および地盤支持力
    ・内部応力(改良体の圧縮応力)
  • 改良体形式
    ・杭形状式
  • 配置方法
    ・接円形式
    ・ラップ形式
  • 基礎形状
     設計地盤面(背面側)・前面地盤面・改良体頭部・背面側水位・前面水位・上載荷重の各標高を入力

《深層混合処理工法設計・建築擁壁基礎》

偏土圧による改良地盤の滑動、抜出し、地盤反力の検討を行います。

  • 荷重状態
    ・常時
    ・地震時
  • 照査項目
    ・滑動
    ・抜出し
    ・地盤反力
  • その他
     「改良体形式」「配置方法」「基礎形状」「作用力」等の入力は「施行マニュアル」と同じです。

地盤種別の計算

  • 照査内容は以下の通りです。
    • 地盤の特性値TGに基づく地盤種別の判定
    • 沖積層厚HAと洪積層厚HDによる地盤種別の判定

価格

直接基礎(改良)の設計 Ver.6 

新規購入費 
(初年度サブスクリプション費用含む)
165,000円(税込)
サブスクリプション費用(2年目以降) 41,250円(税込) 年単位でのご契約
サブスクリプション制度とは
短期レンタル(1ヵ月間) 82,500円(税込)

※2024年4月1日よりサブスクリプションサービス制度を改定行います。
 >>2024年度サブスクリプションサービス制度改定のご案内

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