総合カタログ
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⃝洪水到達時間の計算⃝流域データ⃝越流堰と水路断面⃝HV曲線⃝洪水吐きおよび非越流部天端高の設計⃝操作説明84■単独、多段、複数の系統が最終的に一つの防災調節池に流入する洪水調節施設の厳密解法による統合計算が可能です。また、多段の場合、途中の段にも直接流入域を考慮することが可能です。最終貯留池を横越流方式貯留施設とした多段の施設設定が可能で、各施設は横越流方式貯留施設/浸透施設から選択が可能です。系統は10系統まで、施設数は1系統内5つまで追加が可能です。■厳密計算による調節容量の算定を行います。■流入域からの流出量は降雨強度式より求める方法、実績降雨量より求める方法、各時間における流量を直接指定する方法より選択が可能です。■降雨強度式はTalbot型/Sherman型/久野・石黒型/君島型/長野県型/山梨県型/近畿地方整備局型より選択可能です。また、2つの降雨強度式の合成(平均)および降雨継続時間内での2式の使用、また各式への時間のよびポンプに対応しています。オリフィスは最大10段、洪水吐とポンプはそれぞれ2個ずつまで考慮することが可能です。なお、オリフィスにはゲートを設けるものとし、水路水位(河川水位)が調整池水位より高い場合はオリフィスからの放流はなく、調整池水位が水路水位(河川水位)より低い場合のみオリフィスより放流するものとして計算することも可能です。■降雨開始時時点における調整池内水位(冠水水位)を指定することが可能です。■計画堆砂量の計算が可能です。■等流流速法/土研式/KinematicWave理論に基づく計算式(角屋の式)による洪水到達時間の計算が可能です。等流流速法における流下時間の計算はKraven、Rziha、Manning、直接入力に対応しています。また、流入時間の計算はKerby、直接入力に対応しています。■洪水吐きおよび非越流部天端高の計算が可能です。⃝ハイドロハイエトグラフ■浸透量の算定においては、有効降雨モデル、一定量差し引きモデル、貯留浸透モデルより選択可能です。各継続時間における流域、貯留施設、オリフィス等からの流出量をCSVファイルに出力可能です。⃝印刷プレビュースクリーンショット⃝設計堆積土砂量の計算プライムシリーズプライムシリーズ価格198,000円(税込)PR横越流方式の調整池(調節池)の容量計算を行います適用基準・参考文献■下水道雨水調整池技術基準(案)解説と計算例(日本下水道協会)■水理公式集(土木学会)■雨水浸透施設技術指針(案)(雨水貯留浸透技術協会)■[増補改訂(一部修正)]防災調節池等技術基準(案)(日本河川協会)■流域貯留施設等技術指針(案)(雨水貯留浸透技術協会)■宅地開発に伴い設置される浸透施設等設置技術指針の解説(日本宅地開発協会)製品概要横越流方式調整池容量算定システムは下水道雨水調整池技術基準(案)、防災調節池等技術基準(案)などを参考に、河川または水路等に接してその側壁または堤防の一部を低くして越流ぜきとすることにより、下流の流量を減らすことを目的とした横越流方式の調整池の容量計算を行います。機能詳細 システムの特徴横越流方式調整池容量算定システム

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