RC単純床版橋設計システム Ver.1 ばち付き床版橋にも対応でき、オルゼンの解析法・単純梁の計算にも対応できるシステムです。コスパの良さで多くのユーザー様にご利用いただいております。 ■システム概要 直橋、斜め床版、台形床版、ばち付き床版橋に対応でき、断面力の算出には、オルゼンの解析法・道示Ⅲ編 第9章(H29)の簡易式による計算方法、道示Ⅲ編 第7章(H24)の計算方法、単純梁として計算する方法と選択できます。 ■適用基準・参考文献 ・道路橋示方書・同解説 Ⅲ コンクリート橋・コンクリート部材編 平成29年11月(日本道路協会) ・道路橋示方書・同解説 Ⅲ コンクリート橋編 平成24年3月(日本道路協会) ・コンクリート道路橋設計便覧 令和2年9月(日本道路協会) ・鉄筋コンクリート上部構造の設計計算例 平成7年1月(山海堂) ■計算機能 ・等桁高の鉄筋コンクリート床版橋の設計を行います。 ・直床版橋、斜め床版橋、台形床版橋、ばち付き床版橋の設計ができます。 ・支承線側が台形となる形状に対応できます。 ・主版の設計に用いる曲げモーメントは以下より選択できます。 ・オルゼンの理論による影響線表を用いた方法 ・道路橋示方書 Ⅲコンクリート橋・コンクリート部材編 第9章(平成29年11月) ・道路橋示方書 Ⅲコンクリート橋編 第7章(平成24年3月) ・単純梁として計算する方法 (道路橋示方書(H24)の場合のみ) ・活荷重として自動車荷重(T荷重)および群集荷重を考慮する事ができます。 ・自動車荷重は、負載する台数の自動計算または台数指定により設定できます。 ・後輪片側のみを考慮することも可能です。 ・死荷重として自重、高欄重量、雪荷重および添加物荷重を考慮できます。 ・張出部の断面照査を行うことができます。 ・鉄筋折り曲げ位置の検討ができます。 ・支承およびアンカーボルトの設計ができます。 道路橋示方書(H29)の場合、既製品の帯状ゴム支承の利用を想定した設計となります。 ・短スパンの水路蓋(側溝床版)等の設計にもご利用いただけます。 ・入力中に断面図および平面図を画面上に描画することができます。 ・画面上に影響線図を立体的に描画します。 ・断面図および平面図のDXF出力が可能です。 ・Word文書形式およびリッチテキスト(RTF)形式への出力変換機能が可能です。 ■配筋図エクスポート機能(EX版) ・ST版の計算機能に加え、配筋図をDXF形式、DWG形式及びSXF形式で出力することができます。 ・『森林土木構造物標準設計((財)林業土木コンサルタンツ)』を参考に配筋図を作成します。 ・直床版橋及び斜橋に対応しています。 ・地覆は左右同じで、地覆なしには対応していません。 ・シングル配筋には対応していません。 ・橋軸方向鉄筋が外側、橋軸直角方向鉄筋が内側の配筋となります。 0から配筋図を作成するのではなく、本製品で作成したDXFファイルをお使いのCADで読み込み、お客様の仕様に沿った配筋に修正することで、0から作成するよりも配筋図を作成する作業の省力化が図れます。
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