総合カタログ
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15 安定計算■ 転倒、滑動、支持地盤の支持力に対する照査を行います。また地盤の許■ 転倒に対する照査は選択となり、準拠指針ごとに以下のとおりです。 〈計算方法〉 道路土工 擁壁工指針/偏心距離・安全率 大型ブロック積マニュアル/安全率■ 滑動に対する安定照査について ■ 地盤反力度の算出について 「大型ブロック積マニュアル」選択時は、「地盤係数法」、「簡便法:切土擁壁」から選択になります。「道路土工 擁壁工指針」及び「もたれ式擁壁に準じる」場合を選択された時は、「地盤係数法」、「簡便法」からの選択となります。「通常ブロック積擁壁に準じる」場合を選択された場合は、ブロック積擁壁と同様です。■ 「大型ブロック積マニュアル」選択時の盛土部擁壁で、その背後が車道の場合(嵩上げ盛土が無い場合)は必要控長及び最大地盤反力度を算出します。■ 「大型ブロック積マニュアル」選択時には、ガードレール基礎の設計を 断面計算■ 躯体の断面力算出では、自重、地震時慣性力、主働土圧、壁面の地盤反力などの荷重を考慮します。「道路土工 擁壁工指針」及び「もたれ式擁壁に準じる」場合を選択された場合は、躯体の断面計算を行います。ただし、「通常ブロック積擁壁に準じる」場合を選択された場合は、安定計算のみです。 混合擁壁 形式■ 混合擁壁は、上部(ブロック積部)と下部(重力式部)についてそれぞれ■ 上部(ブロック積部)は、示力線による転倒の照査を下部(重力式部)は、 作用荷重■ 荷重状態は次のとおりです。 ■計算できるケースは12ケースまで可能です。容支持力度を計算で求めることができます。滑動に対する照査は選択となります。前面の受働土圧を考慮できます。■ 「大型ブロック積マニュアル」選択時の控え長の異なるブロックを用いた場合、断面変化位置での安定性の照査(転倒・滑動)を行います。行うことができます。計算を行います。転倒・滑動・支持に対する照査を行います。常時(活荷重無視)、常時(活荷重考慮)、地震時(レベル1、2)、衝突時、風時になります。(但し、衝突時、風時は「道路土工 擁壁工指針」のみです。■ 土圧の計算方法は、準拠指針ごとに次のとおりです。  〈計算方法〉 道路土工 擁壁工指針/試行くさび法又はクーロン土圧 土地改良利用の手引き /試行くさび法又はクーロン土圧■ 設計に用いる土圧・水圧分布形状は、次の3つのタイプに対応 ❶土圧のみ ❷土圧+水圧(背面) ❸土圧+水圧(背面・前面)■任意荷重は、集中荷重およびモーメント荷重のみ有効です。■土圧を無視する高さを考慮することができます。■ 「土地改良利用の手引き」選択時の上載荷重の換算方法は、「利用の手引き」、「水路工の方法」から選択となります。■ 下部(重力式部)に作用する土圧は、折れ曲がり壁に作用する土圧公式から算定します。■嵩上げ盛土高比を考慮できます。■下部(重力式擁壁部)を斜めにすることができます。 安定計算■上部(ブロック積部)は、示力線による転倒の照査を選択できます。■ 「土地改良 利用の手引き」選択時には、ブロック積の限界高さを計算することができます。■下部(重力式部)は、転倒・滑動・支持に対する照査を行います。■滑動に対する照査は選択となります。前面の受働土圧を考慮できます。■下部の重力式擁壁に突起を考慮することができます。 突起の設計■計算できるケースは12ケースまで可能です。■ 擁壁の断面形状、背面盛土、切土形状、前載土砂高を全体安定計算に連動し、全体安定計算を行います。■ すべり面形状は、「円弧すべり」、「直線すべり」、「折れ線すべり」に対応しています。■上流、下流側の2つのすべり面を同時に計算することが可能です。■最小安全率、必要抑止力の計算を行います。⃝断面形状入力画面(混合)⃝3次元構造図⃝示力線図⃝画面全体(全体安定計算)⃝断面形状入力画面(ブロック積)⃝計算結果画面⃝背面形状入力画面⃝設計調書スクリーンショット⃝印刷プレビュー画面 全体安定計算

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